ご挨拶
佐賀大学 リージョナル・イノベーションセンター長
青木 茂久
AOKI Shigehisa
佐賀大学発イノベーション協創拠点
佐賀大学リージョナル・イノベーションセンターは、前身である産学・地域連携機構を発展的に改組し、2017年10月に発足しました。文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC)」採択以降の「地域のための大学」という理念のもと、地域課題の解決、産業振興、研究成果の知財化・技術移転を着実に推進してまいりました。
当センターの中核を担うのはURA(University Research Administrator)です。学内研究に精通すると同時に、企業ニーズや科学技術政策を踏まえ、研究戦略の立案、外部資金獲得支援、プロジェクト進捗管理、成果発信までを一貫して伴走支援します。本学では、基礎から社会実装まで横断する「オールラウンダー型URA」の育成に力を入れており、製薬、電機、スタートアップ、メディア、NPOなどの多様な実務経験を有する人材がチームで機動的に対応しています。
さらに、2022年には産学交流プラザ内にコワーキングスペースを開設し、学生・大学発ベンチャーの協働を促進しています。地域連携紹介マップや教員インタビュー等の広報を通じて共創の機会を拡大するとともに、研究シーズの可視化と産学マッチングを体系化し、特許出願・ライセンス、共同研究の拡大、人材育成を連動させる体制を整えています。
今後も当センターは、大学と社会をつなぐ強力な産学官・地域連携の中核として機能し、佐賀の地から新たなイノベーションを創出し続けることで、地域社会の発展に貢献してまいります。皆様の未来とともに成長するパートナーとして、引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。(2025年10月)
概要
佐賀大学リージョナル・イノベーションセンター(Saga University Regional Innovation Center、通称SURIC)は、本学の研究力の向上に向けた支援を行うとともに、佐賀県を中心とする産業界や地域機関との連携を支援しています。
佐賀大学の基本的な目標でもある、地域とともに未来に向けて発展し続ける大学として、地域を志向した社会貢献・研究を推進し、地域活性化の中核的拠点となるよう大学のワンストップ窓口として平成24年より活動しています。

当センターの歴史
| 平成24年度 | これまでの産学連携、知財、地域連携に関する産学官連携推進機構および地域貢献推進室を再編し「産学・地域連携機構」を設置。 |
| 平成28年度 | 本学初のURA(University Research Administrator)を採用。 |
| 平成29年度 | URAを2名増員。就業規則等を定めてシニアURA、主任URA、URAの体制を整備。 |
| 平成29年10月 | 「産学・地域連携機構」を発展的に廃止し、新たに研究戦略推進機能を加えた「リージョナル・イノベーションセンター」を設置。これまで以上に、地域を志向した社会貢献・研究を推進し、地域活性化の中核的拠点となることを目的とした体制へと生まれ変わる。 |
| 令和2年度 | URAを1名増員し、URA4名体制へ。 |
| 令和3年9月 | 「産学交流プラザ」へセンター機能を移転し、更に活動を強化。 |
| 令和4年度 | URAを1名増員し、URA5名体制へ。 |
| 令和5年度 | シニアURA1名を海洋エネルギー研究所に配置。 |
| 令和6年度 | シニアURA1名をシンクロトロン光応用研究センター 連携研究深化探索部門に配置。 |
| 令和7年度 | URAを2名増員し、URA7名体制へ。 |
当センター全般に関するお問い合わせ窓口
担当窓口
リージョナル・イノベーションセンター URAチーム
〒840-8502 佐賀市本庄町1番地
TEL. 0952-28-8961
E-Mail:suric★ml.cc.saga-u.ac.jp(★を@に変換してください)