(令和3年1月28日追記)
オンラインで卒業論文または修士論文の発表会を行う場合の秘密保持誓約書の取得方法について、追記しました。
詳細は本ページ下部「2.秘密保持誓約書」の箇所をご覧下さい。
卒業論文及び修士論文等の内容にかかる特許出願について(通知)
令和2年12月 21日
リージョナル・イノベーションセンター長
寺本 憲功
特許を受けることができる発明は、今までにない新しいものである必要があり、出願前に公となった発明は特許を受けることができません。そのため、卒業論文及び修士論文等の内容について本学教員が発明者となる特許出願を予定している場合は、事前に発明を届け出ていただき、公開(発表等)前に出願を完了するようお願いいたします。
また、届け出があった発明の出願の可否は、先行技術調査を行ったうえで知的財産審査委員会(原則、毎月第3木曜開催)にて決定いたします。発明の届け出がなされてから出願完了までは約1ヵ月半程度を要するため、発明を届け出る際には時間に余裕をもって行っていただくようお願いいたします。
しかしながら、特許出願前に卒業論文及び修士論文等で公開した内容であっても、公開前に参加者全員と「秘密保持誓約書」を交わすことにより、その内容は「未公開」の扱いとなり特許出願が可能となります。そのため、やむを得ず特許出願前に公開を行う場合は、「秘密保持誓約書」を遺漏なく作成し、発明を届け出る際に提出いただくようお願いいたします。ただし、本学では公開前の出願を原則としているため、その点を留意いただくようお願いいたします。
なお、各手続きは下記の要領にて行っていただくようお願いします。
記
1.発明の届け出
以下のすべての書類を提出願います。
・発明の届出
・発明内容説明書
・発明申請にかかる調査書
(※それぞれのWORDファイルへのリンクとなります)
2.秘密保持誓約書
卒業論文、修士論文発表会等で公開済みの発明を届け出る場合は、上記1と併せて提出願います。
・秘密保持誓約書
(※WORDファイルへのリンクとなります)
【オンラインで発表会を行う場合の秘密保持誓約書の取得方法について(令和3年1月28日追記)】
※以降の手順は、参加者全員の署名もしくは記名捺印をとることが可能な場合はこの限りではありません。
①発表会で使用するプレゼン資料のスライドに「秘密情報」または「㊙」と記載
②発表会開催案内のメール文にオンライン接続情報とともに次の文章を入れる
「以下に示す秘密保持の誓約をする者のみが、Web会議システムにアクセスして聴講できるものとします。従って、Web会議システムにアクセスした者は、守秘義務を負うことを承諾したことになります。また、出席確認のため、聴講者1名=1接続とします。」
【秘密保持の誓約について】
「令和○年○月○日に開催の○○○卒論発表会(修論発表会)において、秘密である旨、口頭及び書面にて指定された内容については、第三者へ開示せず、発表内容を守秘することを誓います。」
③Web会議システムへの参加者記録(CSVファイル等)の保管
なお、Web会議システムに参加者情報を記録する機能がない場合は、参加者に上記②の内容を事前に送付し、同意の返信を求め、当該返信メールを保管する。(返信に対してオンライン接続情報を送信するようにする)
【参考】Webexによる授業参加記録の手順書はこちら。
※卒業論文、修士論文発表会等で公開済みの発明を届け出る場合は、上記②メール文の写しと③参加者記録(Web会議システムに参加者情報を記録する機能がない場合は、参加者からの同意返信メール)を併せて提出願います。
3.提出及び問合せ先
学術研究協力部社会連携課(産学連携・知財主担当)
TEL :8416(鍋島キャンパスからは6-8416)
E-mail:patent[あっとマーク]mail.admin.saga-u.ac.jp
以上