第120回エコ塾は「九州における再生可能エネルギーの未来」をテーマに、佐賀市内にて、基調講演のほか、関連企業2社のお取り組みをご紹介いたします。企業・団体、行政、大学、学生等どなたでも参加できます。懇親会では講師にもご参加いただいていますので交流を深めていただけますと幸いです。当日参加も可能です。
開催日時 平成30年12月6日(木)
【講演会】15時00分~
【懇親会】18時00分~19時30分
会場
【講演会】マリタ-レ創世佐賀 4階(グランデピアッツア)
【懇親会】マリタ-レ創世佐賀 4階(コングレ-シオ)
佐賀県佐賀市神野東2-5-15 TEL. 0952-33-5511
参加費
【講演会】無料
【懇親会】3500円/人
プログラム
◆基調講演 (15:10~16:10)————————————-
(一財)日本エネルギー経済研究所
研究理事 電力・新エネルギーユニット担任補佐 電力グループマネージャー 小笠原 潤一 氏
『第5次エネルギー基本計画における再生可能性エネルギーの今後の展望』
第5次エネルギー基本計画の概要と要点、再生可能エネルギーの役割・将来像、九州地域への影響等についてお話しいたします。再生可能エネルギー発電の主力電源化に向け、政府でも低コスト化と次世代ネットワークのあり方に関して検討されていることから、この度は今後の方向性と課題についてお話しさせて頂きます。
◆講演1 (16:25~16:55)————————————
バイオマスリサーチ株式会社 常務取締役 竹内 良曜 氏
『バイオガス事業/メタン発酵によるバイオマス利用、有機農業の展開、エネルギー生産』
畜産排せつ物を原料とするバイオガスプラント事業について、国内の先進事例を用いてご説明いたします。畜産ふん尿や、食品廃棄物など地域の未利用バイオマス資源をメタン発酵処理するバイオガスプラントでは、衛生的な廃棄物の処理が可能であり、原料は処理後に有機肥料である液肥に変換、有機農業に利用されています。また、発酵処理時には、メタンガスを主成分とするバイオガスが精製され、電気、熱として回収されることから、エネルギー自立型の廃棄物処理施設でありバイオマスエネルギーの生産施設として導入が進んでいます。
◆講演2(16:55~17:25)————————————
株式会社ワイビーエム 技術開発部・グループ長 大久保 博晃 氏
『株式会社ワイビーエムの取り組み 地中熱利用について』
再生可能エネルギーの一つである地中熱利用の概要、弊社の取り組み、導入事例について紹介します。地中熱とは地下100m程度までの熱エネルギーのことで、温度が一定である地中は、冬は温かく夏は冷たい効率的な熱エネルギーです。この地中熱利用は、天候に左右されず、日本全国どこでも利用できるシステムで、空調、給湯、農業、漁業などに使われています。地中との熱交換を行うことで、消費電力を低減し、省エネを実現します。通常のエアコンやボイラーに比べて、3~5割程度のエネルギー削減効果があるシステムです。
お問合せ先
▼K-RIP(九州環境エネルギー産業推進機構)担当:杉迫
TEL:092-474-0042 FAX:092-472-6609
お申し込み、申込締切
WEB:ページ最下部「お申込みフォーム」に必要事項をご入力のうえ、お申し込み下さい。
FAX:下記リンクの「ご案内申込書」に必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。