令和3年12月23日
リージョナル・イノベーションセンター長
寺本 憲功
特許を受けることができる発明は、今までにない新しいものである必要があり、出願前に公となった発明は特許を受けることができません。そのため、本学教員が発明者となり、卒業論文及び修士論文等の内容にかかる特許出願を予定している場合は、速やかに発明を届け出ていただき、公開(発表等)前に出願を完了するようお願いします。
また、届け出があった発明にかかる出願の可否は、知的財産審査委員会(原則、毎月第3木曜開催)にて決定します。発明の届け出から出願完了までは約2ヵ月程度を要するため、発明を届け出る際には時間に余裕をもっていただくようお願いします。
しかしながら、特許出願前に卒業論文及び修士論文等で公開された内容であっても、公開前に参加者全員と「秘密保持誓約書」を交わすことでその内容は「未公開」となり、特許出願が可能となります。そのため、特許出願予定の内容をやむを得ず卒業論文及び修士論文等で公開する場合は、「秘密保持誓約書」を遺漏なく作成いただくようお願いします。ただし、本学では公開前の出願を原則としていることを留意願います。
なお、各手続きは下記の要領にて行っていただくようお願いします。
記
1.発明の届け出
以下のすべての書類を提出願います。
・発明の届出
・発明内容説明書
・発明申請にかかる調査書
(※それぞれのWORDファイルへのリンクとなります)
2.秘密保持誓約書
(1)対面形式
開催時に参加者全員に署名いただき、発明を届け出る際は上記1とともに提出願います。
(※WORDファイルへのリンクとなります)
(2)オンライン形式
以下の①~③のすべてを行う必要があります。発明を届け出る際は上記1とともに、②の写しと③ の写しを提出願います。
① 発表会で使用するプレゼン資料のスライドに「秘密情報」または「㊙」と記載
② 発表会開催案内のメール文に会議招待URLとともに次の文章を入れる
"以下に示す秘密保持の誓約をする者のみが、Web 会議システムにアクセスして聴講できるものとします。従って、Web 会議システムにアクセスした者は、守秘義務を負うことを承諾したことになります。また、出席確認のため、聴講者1名=1接続とします。
【秘密保持の誓約について】
令和○年○月○日に開催の○○○卒論発表会(修論発表会)において、秘密である旨、口頭 及び書面にて指定された内容については、第三者へ開示せず、発表内容を守秘することを誓い ます。”
③ Web 会議システムへの参加者記録(CSVファイル等)の保管
参考までに、Webexによる授業参加記録の手順書を添付します。
・手順書
(※PDFファイルへのリンクとなります)
※Web会議システムに参加者情報を記録する機能がない場合
参加者に上記②の内容を事前に送信し、同意の返信を求め、当該返信メールを保管する。また、会議招待URLは、同意の返信に対して送信するようにする。
3.提出及び問合せ先
学術研究協力部 社会連携課(産学連携・知財主担当)
TEL :8416(鍋島キャンパスからは 6-8416)
E-mail:patent[あっとマーク]mail.admin.saga-u.ac.jp
以上