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この度、科学技術振興（JST）が実施する大学発新産業創出基金事業の内「可能性検証」に本学からの研究提案が2件採択されました。
本事業は、大学等の成果に基づくスタートアップ等の創出も視野に入れた実用化の可能性も検証するもので、具体的には、大学等の研究成果について企業等との連携による実用化や起業に挑戦できる可能性を検証するための試験研究を行い、実用化の可能性を判断し、それに向けた本格的な研究開発等に移行することで、科学技術イノベーションの創出や、社会的・経済的な波及効果の創出を期待するものです[※JST公式HPの記載を引用]。
今回の公募では、公募期間を令和５年４月４日から５月２５日までとし、全国の大学等から６０７件の応募があり、「起業挑戦」枠で５０件、「企業等連携」枠で６６件の採択があり、競争率は全体で約５.２倍となりました（JST発表による）。
本学から採択された課題は以下の２件です。
| 課題名 | 種別 | 研究代表者 |
|---|---|---|
| 効率的な災害看護教育実施のためのＸＲ技術の応用による教育システム開発とその事業可能性検証 | 起業家挑戦 | 医学部・鈴木智惠子 教授 |
| 新たな半月板治療技術の実現を目指す研究 | 起業家挑戦 | 医学部・村田大紀 助教 |
本事業の実施による今後の研究開発の展開にご注目下さい。
【関連情報】
●JST・大学発新産業創出基金事業「可能性検証」について（JST公式HPへのリンク）
●令和5年度「可能性検証」の採択課題一覧（JSTプレスリリースへのリンク）