科学技術振興機構(JST)が開催する「新技術説明会」は大学、高等専門学校、国立研究開発法人等の公的研究機関から生まれた研究成果(特許)の実用化(技術移転)を目的に、新技術や産学連携に関心のある企業関係者に向けて、研究者(=発明者)自らが直接プレゼンする特許の説明会です。[注1]
2022年12月6日(火)開催分については鹿児島大学、宮崎大学、佐賀大学、大分大学、琉球大学、北九州市立大学、山口大学、都城工業高等専門学校、鹿屋体育大学、鹿児島工業高等専門学校の連名で「ライフサイエンス~南日本ネットワーク~ 新技術説明会」と題する開催となり、本学からは3名の教員が登壇予定となっております。
本学発表シーズに関心をお持ちの企業様は是非聴講頂きますようお願い致します。
記
1.開催日時:
2022年12月6日(火)10:00~14:55
2.会場:
オンライン開催
3.参加費:
無料
4.本学からの発表テーマ
発表予定時間 | 発表タイトル | 発表教員 | 発表概要[注2] | 詳細内容 [注3] |
11:00 ~11:25 |
海藻類と貝類の同時養殖システム | 海洋エネルギー研究所 池上康之 所長 |
海藻(不稔性アオサ)の光合成で発生する高濃度の溶存酸素含有海水(過飽和溶存酸素海水)を生育に溶存酸素が必要な貝類に与えることで、貝類養殖に必要なばっ気を低減でき、かつ培養生産した不稔性アオサも有効利用できる一石二鳥以上のシステムを提供するもの。 | 〇 |
13:30 ~13:55 |
特異構造薄膜フィルムによる皮膚ガス(アルコール)センサ開発 | 教育研究院 自然科学域理工学系 冨永昌人 教授 |
新規開発センサは、特異構造からなる極薄膜フィルムにより、皮膚から発生する数十ppbレベルの極微量濃度のアルコールガスを定量する。酵素反応を直接電気信号に変換するため、他のガスには応答しない。他の酵素を用いると他のガスセンサにも応用展開が可能である. | 〇 |
14:00 ~14:25 |
根粒菌を用いた甘草の生産効率向上と機能性成分増強 | 農学部 ・大学院農学研究科 生物資源科学専攻 鈴木章弘 教授 |
甘草(マメ科)は、漢方として古くより利用され、解毒作用や胃腸の消化吸収を高めたり、肝機能向上、止血などの効果が知られている。本技術は、甘草根粒菌MSPJ8株やBEE1株をウラルカンゾウやスペインカンゾウに接種することで、甘草の成長促進と有効成分のグリチルリチン酸の増加効果の両者を提供する。 | 〇 |
5.JST公式HP
https://shingi.jst.go.jp/list/list_2022/2022_minaminihon.html
(本学登壇分も含めて他機関様の登壇分の情報も掲載されています。聴講のお申し込みは上記ページからなさって下さい。)
[注1] JSTの公式HP「https://shingi.jst.go.jp/outline.html」から引用
[注2] JSTの公式HP「https://shingi.jst.go.jp/list/list_2022/2022_minaminihon.html」から引用
[注3] JSTの公式HP「https://shingi.jst.go.jp/list/list_2022/2022_minaminihon.html」へのリンクとなります。
以上