- 農学部
佐賀県産農水産物の未利用資源の活用を目指した研究
公開日 2023.05.24最終更新 2024.09.13
簡単に
言うと?廃棄されていた「いちごの葉」や「色落ちした海苔」の有効利用を目指して
言うと?廃棄されていた「いちごの葉」や「色落ちした海苔」の有効利用を目指して
自治体 | 佐賀県 |
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実施部局 | 農学部 |
研究代表者 | 井上 奈穂 准教授 |
事業分類 | TSUNAGIプロジェクト(令和4年度) TSUNAGIプロジェクト(令和5年度) |
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研究概要
佐賀県産農水産物の「未利用資源」の活用のため、これまで廃棄されていた「いちごの葉」の成分評価や、「色落ち海苔」を麹で発酵させ機能性食品素材として活用する研究を行っています。
研究について
自然条件に恵まれた佐賀県では多くの農水産物が生産されていますが、傷がついたものや色落ちしたもの、果実の葉や茎などの非可食部は廃棄されており、その廃棄処分には人的・経済的コストがかかります。これらのコストの軽減は生産者にとっても、環境面においても重要な課題です。本研究では、県産農水産物の「未利用資源」の活用を目的とし、廃棄部分の機能性評価を行っています。具体的には、ポリフェノールを多く含む佐賀県産いちごの葉の成分を分析し、機能性食品素材としての可能性を研究します。また、様々な品質の海苔を麹により発酵させ、機能性食品素材として活用する研究にも取り組んでいます。
