- 医学部
桑菱茶の短期摂取による機能性ならびに安全性の検討:ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験
公開日 2023.05.24最終更新 2024.08.05
簡単に
言うと?「神埼桑菱茶」が血糖値上昇を抑制する根拠を科学的に示す
言うと?「神埼桑菱茶」が血糖値上昇を抑制する根拠を科学的に示す
自治体 | 神埼市 |
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実施部局 | 医学部 |
研究代表者 | 原 めぐみ 准教授 |
事業分類 | 地域みらい創生プロジェクト(令和4年度) |
このプロジェクトは終了しています
研究概要
「神埼桑菱茶」の短期摂取による食後の血糖値上昇抑制効果ならびに安全性について調べるとともに、血圧、LDLコレステロール、体脂肪率への影響を評価します。
研究について
神埼市では市民の健康維持と産業振興のため、特産の菱と桑を用いた「神埼桑菱茶」を開発しています。菱の外皮や桑の葉に含まれるポリフェノールと、桑の葉特有成分の1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は、どちらも食後の血糖値上昇を抑制する効果が分かっています。西九州大学による「神埼桑菱茶」の臨床試験でもその効果が認められましたが、短期間の接種による効果、血液検査データ上の安全性に関する科学的根拠はありませんでした。そこで神埼市、西九州大学と共同で「神埼桑菱茶」の短期間の摂取による食後の血糖値上昇抑制と安全性を調べる比較試験を実施します。またポリフェノールは血圧やLDLコレステロール、体脂肪を下げることも報告されているので、「神埼桑菱茶」でもその効果が見られるか同時に評価します。