• 理工学部
Project

スマートグラス等を活用した「いちごさん」の熟練したパック詰め技術の再現

公開日 2023.05.24最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?
AIでいちごの重量と熟度を推定し、パック詰めを効率的に
自治体佐賀県
実施部局理工学部
研究代表者福田 修 教授
事業分類TSUNAGIプロジェクト(令和4年度)

研究概要

県産いちごの販売拡大にも関わるパック詰め作業の効率化と、作業場所や作業者に左右されずパッケージできる環境整備のため、スマートグラス等を活用した技術開発にチャレンジします。

研究について

いちごのパック詰め作業には熟練の技が必要と言われており、佐賀県産ブランドいちご「いちごさん」の販売拡大にはこの作業が課題となっています。そこで本研究では、いちごのパック詰め作業の効率化と、作業場所や作業者に左右されずパッケージできる環境整備のためスマートグラス等を活用した技術開発にチャレンジしています。具体的には、AIによる画像処理に基づいて、いちごのサイズや熟度推定を行い、最適な組み合わせを作業者に提示してパック詰め作業を支援します。スマートグラス、またはディスプレイによる視覚的なフィードバックも行います。

※スマートグラス メガネと同じ様に目元にかけて使用するウェアラブル端末。実際に見ている光景に情報が付加される。

写真(一部)提供:佐賀県観光連盟