- 理工学部
建設現場用運搬ロボットへ搭載するための画像処理AI の研究開発
公開日 2023.05.24最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?AIが現場環境、運ぶ物、人の姿勢を検知してルートを作成
言うと?AIが現場環境、運ぶ物、人の姿勢を検知してルートを作成
自治体 | 佐賀県 |
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実施部局 | 理工学部 |
研究代表者 | 中山 功一 准教授 |
事業分類 | TSUNAGIプロジェクト(令和4年度) |
研究概要
労働力不足にある建設現場において活躍が期待される運搬ロボット。人間の手動操作ではその性能を活かしきれないため、画像処理AI 技術を搭載し生産性を向上させる研究開発に取り組みます。
研究について
佐賀県鳥栖市の産業技術総合研究所(産総研)と連携し、産総研が開発した建設現場用運搬ロボットに、佐賀大学の画像処理AI技術を搭載する研究開発を行なっています。このロボットはミリ単位での精密な配置や全方位の移動も可能ですが、人の手によるリモコンの操作では性能が生かしきれていませんでした。
本機能を生かすため、佐賀大学の画像処理AI技術を搭載した運搬ロボットを建設現場で実証し、有用性を明らかにします。研究成果が実用化されれば作業員の物品管理が容易になるだけでなく、建設現場のDXの一助となります。最終的には佐賀から全国へ事業展開を見込んでいます。