• 理工学部
Project

活用に向けた建築・景観資源の調査と計画支援

公開日 2023.05.24最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?
知る人ぞ知る佐賀の歴史的景観・古民家の発掘、活用を支援します
自治体佐賀県
実施部局理工学部
研究代表者後藤 隆太郎 教授
事業分類TSUNAGIプロジェクト(令和4年度)

研究概要

戦前の景観・建築資源等の事例を発掘し、その建物の特徴を整理し記録、必要に応じて専門的な見地から活用方向を検討するなど、利活用に向けた研究を行います。

研究について

景観・建築遺産(主に戦前の建築、歴史的風致など)は一部の文化財を除き、消失などにより記録がない場合が多くあります。佐賀県などの地方都市・地域では都市部よりも多くの歴史的な建物が残ります。しかし、維持・活用するには所有者のみでは限界があり、専門的見識を持つ各種団体・専門家・ボランティアとの連携や支援が必要です。
この取り組みでは、解体か活用かの判断を迫られる明治・大正・昭和の景観・建築資産等を発掘し、建物の特徴を整理して記録。専門的見地からいくつかの活用方法を検討し、所有者や関係者と連携して利活用に向けた支援を行います。さらに、既に遺産等の価値付け済みの建築も、より良い活用のために再調査や再検討するなど、必要に応じた計画支援や活用支援を行います。

写真(一部)提供:佐賀県観光連盟