• 理工学部
Project

玄海諸島7島における地域交流拠点整備のためのフィージビリティ・スタディに関する研究

公開日 2023.05.24最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?
離島の地域課題に対応しながら交流拠点を整備し、全体での地域づくりへ
自治体唐津市
実施部局理工学部
研究代表者平瀬 有人 准教授(2023年3月当時)
事業分類地域みらい創生プロジェクト(令和4年度)

研究概要

玄海諸島7島で、島の魅力や特徴を調査分析し、空き家の活用や建築改修デザインを提案。さらに点在型の地域交流拠点を整備し、7島全体での産業や人材交流の創出など目指します。

研究について

唐津市には、加唐島(かからしま)・小川島(おがわしま)・松島(まつしま)・高島(たかしま)・神集島(かしわじま)・馬渡島(まだらしま)・向島(むくしま)という7つの離島からなる玄海諸島があります。これら7つの離島においても高齢化や空き家の増加、耕作放棄地やイノシシ被害などの地域課題があります。本研究では、島々の魅力や特徴を調査分析し、今後どのようなエリアとなるべきかを地域住民と検討しながら、空き家の活用やその建築改修デザイン提案を行っています。高島では、島の魅力を発信する株式会社Retocos(リトコス)のワークショップスタジオ「Retocos 高島 Base」の拠点となる民家の改修にも携わりました。将来的には、離島ごとに点在型の地域交流拠点を整備し、ネットワークを結んで7つの離島全体で資源を活かした持続可能な産業や人材交流の創出など、地域づくりへの貢献を目指しています。

 

「Retocos 高島 Base」民家改修の様子

「Retocos 高島 Base」民家改修後の様子

写真(一部)提供:佐賀県観光連盟