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Project

地中埋設センサー等を活用した土砂災害前兆の早期検知

公開日 2023.05.24最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?
AI、ICT等の技術を活用して、災害に強い佐賀へ
自治体佐賀県
実施部局農学部
研究代表者宮本 英揮 准教授
事業分類TSUNAGIプロジェクト(令和4年度)

研究概要

命に係わる災害の防災・減災への手段として、AI、ICT等の技術を活用し、地中埋設センサ等を用いた土砂災害前兆の早期検知の実装にチャレンジします。

研究について

本研究では、「土砂災害犠牲者ゼロ社会の実現」を目標に、地中のわずかな異常も検知できる高性能地中埋設型センサーを開発し、ネットワーク化を進めます。ビッグデータに基づいた、土砂災害被災リスクをリアルタイムで診断できるAI技術も採用。さらに被災を避ける行動を包括的に支援できる、新しい土砂災害アラートシステムの創造と社会実装を目指しています。観測機器の運用が難しい山林内でも、気象および地中データの長期の安定収集と、その解析を可能とする統合型IoTプラットフォームの開発、野外での動作検証を行い、災害に強い佐賀を目指します。

 

開発したIoTシステムの動作テストの様子

写真(一部)提供:佐賀県観光連盟