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Project

不登校の未然防止に向けた児童生徒理解と効果的な関わり方に関する調査・分析

公開日 2023.05.23最終更新 2023.07.10
簡単に
言うと?
子どもの不登校を防ぐため保護者の“よかった働きかけ”を公開
自治体佐賀県
実施部局教育学部
研究代表者下田 芳幸 准教授
事業分類TSUNAGIプロジェクト(令和4年度)

研究概要

不登校の未然防止に向けて、保護者を対象にアンケート調査を実施。児童生徒の理解について、また児童生徒の理解に基づいた家庭における関わり方について、分析・整理に取り組みます。

研究について

不登校の未然防止に向けて、佐賀県内の小学生・中学生・高校生の保護者を対象に子どもに関する“気になったこと”などについてアンケート調査を実施し、611名から回答を得ました。この調査から、“気になったこと”は多様で発達段階でも異なり、さまざまな効果的な働きかけがなされていることも分かりました。“気になったこと”には小学生では登校渋り、友達関係、中高生では進路の不安、生活リズムの乱れなどが挙げられます。これらに対する働きかけの好事例、ポイント、相談機関などをまとめ、保護者向けのリーフレットを作成しました。県内の公立学校へ配布し、また佐賀県教育センターのホームページでも紹介しています。

 

写真(一部)提供:佐賀県観光連盟