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武雄鍋島家・鍋島茂義の佐賀藩における政治的活動に関する研究

公開日 2025.11.27最終更新 2025.12.02
簡単に
言うと?
軍事力を強化し、雄藩として飛躍した佐賀藩において、いち早く西洋の軍事・科学技術に注目した鍋島茂義は、佐賀藩政においてどのような役割を担っていたのか?
自治体武雄市
実施部局その他(地域学歴史文化研究センター)
研究代表者伊藤 昭弘 教授
事業分類地域みらい創生プロジェクト(令和6年度)

研究概要

佐賀藩の重臣で武雄地域を領した武雄鍋島家の当主鍋島茂義については、幕末期に西洋科学に傾倒してさまざまな器物や書物を収集したことはよく知られ、収集物は国の重要文化財に指定されている。しかし彼が重臣として、佐賀藩の政治を大きく動かしたことはほとんど知られていない。本研究では鍋島茂義の政治的活動を明らかにし、幕末佐賀藩研究の進展につなげる。

令和4年度に地域学歴史文化研究センターで実施した武雄鍋島家文書マイクロフィルムのデジタル化、および本年度本プロジェクトで実施したデジタル撮影による画像を用い、特に武雄鍋島家の毎年の記録である「御日記草書」を分析した。
同史料には鍋島茂順・茂義親子の佐賀藩における政治活動が事細かに記録されていることが判明し、特に茂義が文政年間の佐賀藩において重要な役割を果たし、藩主斉直の隠居および新藩主直正の誕生に大きく寄与していたことが明らかとなった。その成果は「武雄鍋島家・神代鍋島家の史料からみる文政後期の佐賀藩」(佐賀大学地域学歴史文化研究センター研究紀要18号、2023年12月)として発表した。

テープカットの様子
会場の様子
伊藤教授による講演会の様子
写真(一部)提供:佐賀県観光連盟