ブックタイトル佐大_産学・地域連携機構vol_6

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概要

佐大_産学・地域連携機構vol_6

Ⅲ.情報化社会の構築事業名:⑬地域ICT利活用モデル構築事業事業責任者:全学教育機構 髙﨑光浩【事業の概要】 本事業は、第Ⅱ期までは地域ICT利活用モデル構築事業(遠隔医療モデルプロジェクト)として、医療に特化した事業を推進してきました。第Ⅲ期からは6者協定全体事業の分野再構成により、「情報化社会の構築」という目標を達成するための事業に位置づけられました。 第Ⅱ期まで実施してきた医療分野におけるICT利活用に関する取り組みの継続・発展として、在宅ネットさがと連携した佐賀県における在宅ケア・医療の推進につながる活動と「手術ビデオを用いた遠隔カンファレンス(以下 ビデオカンファレンス)による研修医手術指導におけるコラボレーション機能」の改善を行いました。佐賀県における在宅ケア・医療の推進 佐賀県は自宅死亡率が8%(2010年調査)で全国平均の12.6%に比べとても低い状況です。住み慣れた場所で最後を迎えたいと希望する人は多いのですが、難しかろうと諦めている人も少なくないようです。在宅療養についてもっと知ってもらうことが不可欠という認識で在宅ネットさがと連携して普及活動を継続しています。主な活動としては、2ヶ月に一度開催している症例検討会、年に2回、8月と2月(関連する行事との関係で前後する場合もあります)に開催している市民公開講座があります。また在宅医療・ケアに関する情報をわかりやすくまとめたガイドブックの発行やリーフレットの作成も行ってきました。現在ガイドブックの改訂作業を続けており、医療保険制度改定後に発行できるように準備を進めているところです。市民公開講座チラシ(抜粋)と症例検討会風景─ 37 ─2.活動状況 (4)佐賀県における産学官包括連携協定(通称:6者協定)事業