ブックタイトル佐大_産学・地域連携機構vol_6

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概要

佐大_産学・地域連携機構vol_6

活動報告書 Vol. 6 の発刊によせて佐賀大学リージョナル・イノベーションセンター長理事・副学長 寺 本 憲 功 「佐賀大学産学・地域連携機構、リージョナル・イノベーションセンター」の平成29年度活動報告書(Vol. 6)をここにお届けします。 本学では、平成24年4月に『産学・地域連携機構』を設置し、これまで同機構が本学の産学連携事業および学術活動を牽引して参りましたが、平成29年10月1日、新たに『リージョナル・イノベーションセンター』へ生まれ変わりました。リサーチ・アドミニストレーター(URA)が活動の中心となる本センターは、このURAチームが産学地域連携部門、知財戦略・技術移転部門の2部門と協働し、本学の数多くの「強み」および「特徴」を活かし、これまで以上に本学の学術研究振興および社会連携の機能強化を図って参ります。 今日の大学は、機能強化が強く求められている中、大きな転換期を迎えており、COC大学として佐賀に資する、魅力ある大学を創造することについて一層取り組まなければならない状況です。 本学においては、研究者が活き活きと活動できる地域の「知」の拠点を形成するための研究環境の整備や、重点領域を推進するための外部資金の獲得、大学主導の新たな研究プロジェクトの発掘、将来を担う若手研究者の育成を図るとともに、本学の特色を活かした研究活動を通して、世界に発信できる研究成果を創出していく必要があるとして、研究マネジメント改革や研究力の強化等を図るため、新たにURAを配置するなどして、研究戦略の達成に向けて取り組んで参ります。 リージョナル・イノベーションセンターの設置により、地方自治体、地域の企業や事業体の多様なニーズをより正確に把握し、その開拓と地域産業の発展、地域創生および活性化に寄与するのみならず、今後、学内でベンチャーや新産業の創出、さらに起業家の人材育成を『此所、肥前佐賀の地』から推進していく所存です。 地域の皆様方をはじめ、学内外の関係各位のご理解、ご協力のもと、イノベーション推進の拠点として取り組んで参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。